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裁判例:【名古屋地裁平成25年4月26日判決】

裁判例 【名古屋地裁平成25年4月26日判決】

No.34

女子年少者の逸失利益について、大卒の賃金センサスを基礎収入と認めた事例

【事案の概要】

13歳女子中学生が歩道で信号待ち待機中に、別の事故で横転して歩道に進入してきた乗用車にはねられ、骨盤開放骨折等で多数の後遺障害(自賠責併合11級)を残した事案です。

裁判所は、後遺障害逸失利益をセンサス女子大卒全年齢平均を基礎に24歳から67歳まで20%の労働能力喪失により算定しました。

【判決のポイント】

一般に、女子年少者の逸失利益については、男女を含む全労働者の全年齢平均賃金で算定しますが、本件では、症状固定が18歳であり、被害者は大学生にはなっていなかったけれども大卒の賃金センサスが基礎収入と認められました。

ただし、大卒の賃金センサスによる場合、就労の始期が遅れるため、全体としての損害額が学歴計平均額を使用する場合と比べ減ることがありますので、保険会社との交渉などでは、基礎収入としてどの賃金センサスを使用するのが高額な賠償金の獲得に資するのかについてしっかり検討しなければなりません。

年少者の逸失利益が問題となる事案も、是非弁護士法人ALGの弁護士にご相談下さい。

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