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交通事故の過失割合Q&A:交差点で対向車線から右折してきた自動車と衝突した

交差点で対向車線から右折してきた自動車と衝突した場合の過失割合

Question

夜間、信号のある交差点(青信号)を原付バイクで直進走行中、対向車線から右折してきた自動車と衝突しました。

当初相手方は、カーステレオに気を取られていたと言って非を認めていたのに、後から出てきた相手方の保険会社は、私がライトをつけていなかったことについて、あなたにも過失があると言ってきており、裏切られたような気分です。

相手方保険会社の提案は、相手方70、私が30ですが争えますか。

Answer

双方自動車の場合、直進車20、右折車80ですから、交通弱者である単車との事故においては、四輪自動車の過失が一定程度重く評価される傾向にあると言えます。

もっとも設問では、単車側が夜間であるにもかかわらず無灯火であったとの事情があります。これは、基本過失割合の修正要素と評価される可能性が高いでしょう(道交法52条1項、「車両等は夜間、道路にある時は…灯火をつけなければならない」)。

他方で、四輪自動車がカーステレオに気をとられていたという事情については、その程度にもよりますが、「殊更に考慮するに値しない」と判断した裁判例(大阪地裁H12.1.11判決)もあり、評価の難しいところです。

なお、「当初は非を認めていたのに、相手方保険会社がこちらの過失を指摘してきた」というような事情は、心情的には理解できますが、あまり有効な反論とはならないでしょう。

仮に相手方個人と完全に示談がまとまっていたとしても、必ずしも相手方保険会社が当該示談通りの支払いをしなければならないというわけではありません。もしこれを許してしまえば、双方相通じた上で、あえて高額の示談をまとめてしまい、不当に保険金を搾取するという危険もあるからです。

したがって、相手方保険会社が契約者本人に代わって賠償すべき範囲としては、保険会社との示談交渉の結果、もしくは判決等により確定した金額とされるのが通常です。

当事者同士の示談に基づいて、相手方へ請求することは可能ですが(但し、錯誤や脅迫等、示談の効力自体も争われるでしょう。)、保険会社はあくまで保険契約に基づいて支払うのであり、その保険契約は当事者が合意すれば何でも支払うという内容にはなっていないのです。

■過失割合についての実務上ポイントコーナー■

基本過失割合について、単車と四輪自動車の事故では、自動車同士の事故と比較して、自動車側の責任が5~10%程度重く評価されています。
以下、カーステレオと無灯火の点で過失割合が争われた前記判例を挙げておきます。

原動機付自転車の無灯火走行は、自転車よりも高速度で進行する車両であることにも鑑みると、足踏み式自転車の無灯火走行よりもかなり重い落ち度と評価すべきである。 (自動車側)に認められる過失の内容はカーステレオに気をとられて前方注視を怠ったというものであるところ、右折車両が対向直進車両と衝突した本件事故で通常予定されている程度を越える過失はないと評価すべきであるから、過失割合を考える上では殊更に考慮する必要はない。

上記裁判例は、このように判示の上、単車30、自動車70の過失割合を認定しています。

右折車両がカーステレオに気を取られていたという点が特に評価されなかったのは、右折車と対向車線直進車の事故の場合、右折車は安全確認を一定程度怠っていることが通常であるため、ステレオに気を取られていたという程度であれば、基本過失割合において評価されつくしていると考えられるからでしょう。

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